災害時にも安全なまち・ 次世代に向けたまちづくり
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丸の内エリアのサステナビリティに関する取り組み指針
三菱地所グループと社会の持続可能性4つの重要テーマ
長期経営計画2030で掲げる社会価値向上戦略において、当社グループは「まち・サービス」「地球環境」「人の尊重」「価値の創造」の4つを、重点的に取り組むべき重要テーマとして定めています。
丸の内エリアにおいても、これらの目標を踏まえ、不動産に関わるハード・ソフトの両面から、事業を通じた社会課題の解決に向けた取り組みを加速していきます。
三菱地所グループと社会の持続可能性4つの重要テーマ
安心・安全な丸の内
三菱地所グループでは、丸の内エリア全体での安全性を確保するため、BCD(Business Continuity District:事業継続基盤 強化地区)という考え方を導入し、来訪者やテナントの事業を守る高度な防災機能の実現に向けてハードとソフト両面の整備を進めています。
災害に強い丸の内エリア
東京都の調査によると、丸の内エリアは「建物倒壊危険度」と「地震火災危険度」がともに低く、総合危険度は最も低い「ランク1」エリアとなっています。

三菱グループの防災への取り組み
はじまりは関東大震災時の「三菱臨時診療所」
「ドナタデモ」。これは100年前、1923年に発生した関東大震災で丸の内に開設された三菱の臨時診療所の壁に書かれた文字だ。三菱グループは、関東大震災直後、丸の内診療所をはじめ6ヶ所の三菱臨時診療所を開設、延べ4万人以上を手当てしました。
100年前に起きた関東大震災以来、三菱地所は自分たちの命を助けるだけでなく、まちの人々とともに助け合うための訓練・取り組みをを地道に行っています。

丸の内エリア全体で取り組む防災対策
災害が発生した際の対策として、災害から人命と関連施設を守り、適切かつ迅速な復旧施策を実行するため、平常時からの予防措置、任務分担、訓練計画、災害発生時の応急措置計画、復旧対策など、広範できめ細かな対策を定めています。
ひと×まち防災訓練
三菱地所株式会社は、東京・丸の内エリアを中心に、グループ社員約2,000名および関係先が参加する総合防災訓練を実施しています。
警視庁・東京消防庁と連携し、東日本大震災クラスの地震を想定した多様な訓練を行っています。

官民一体で実施

警視庁のDJポリス

交通規制をして信号機の滅灯訓練

はしご車による救出救助訓練

インフラ業者との合同訓練

医療従事者とのトリアージ訓練
災害時に企業の事業継続を守るビルの仕組み

災害時に企業の事業継続を守るビルの仕組み1/2
非常用発電機燃料の多重化

耐久性に優れた電力供給インフラ
東日本大震災の被災地においても損傷がなかった耐久性に優れた中圧導管を採用 2011年東日本大震災以降に着工したビル全てに導入

大容量のオイルタンクの実装
非常用発電機を稼働させるエネルギーとして、大容量の重油を備蓄しています。計画通りに運用することで、エネルギーインフラが復旧するとされる72時間は電力供給が途絶えません。2011年東日本大震災以降に着工したビル全てに導入


複数回線からの安定的な電力供給
エリア内の多くのビルでは、「本線・予備線方式」や「ループ方式」といった信頼性の高い受電方式を採用しています。送電ルートのトラブルにより受電が途絶えても別の回線に切り替えることで受電を継続することが可能です。中圧導管の供給網は、エリア内においてループ化・ネットワーク化されているため、導管寸断時でも別ルートから供給を受けることが可能です

災害時に企業の事業継続を守るビルの仕組み2/2
地域冷暖房による安定性の高いエネルギーネットワーク

丸の内エリア全体のインフラを支えるSUPER TUBE
地下に敷設された洞道は地震の影響を受けにくいことから、従来各ビル間を経由していた地域冷暖房用の熱供給配管を洞道内へ集約しました。また、洞道 内には非常用電力自営線や通信ケーブルの敷設に加えて、今後は雑用水配管の敷設も予定しており、有楽町エリアの非常時の事業継続性(BCD)を高めます。

排熱の面的活用
プラントは、事故・災害時により電力会社から電力供給が遮断された場合、非常用発電機やコージェネレーションシステム等から電力供給を受けることで一定量の熱供給が可能となります。 コージェネレーションシステムは、常時も稼働させているので非常時の電力供給もスムーズに行え、排熱を熱供給網に接続することでエリアで面的に融通することができ、エネルギーの有効活用も図っております。
丸の内の面的防災対策

丸の内の面的防災対策1/2
災害時にエリア全体を支える防災拠点

エリア全体のBCP に貢献する「防災拠点ビル」
帰宅困難者支援機能として約1,000人の収容が可能な一時滞在施設と防災物資備蓄倉庫を整備しています。また、災害救護機能として、近接ビルの国際医療サービス施設と連携し、救護活動支援も実施します。大手町エリアに熱供給する地域冷暖房プラントの設置等、広範囲の防災性を向上させ、地域に貢献いたします。

丸の内の面的防災対策2/2
ICTの面でも安心な丸の内の取り組み情報HUB機能

官民連携による情報HUB機能を有する次世代防災拠点の形成
発災時には、"広域情報(TVニュースなど)"や"ローカル情報"を帰宅困難者や災害対策機関に適切に情報提供することが重要と考えており、これらの情報収集・編集・編成・配信などを担う災害時放送センター機能を「情報HUB機能」として位置付け、「次世代防災拠点」としての有します。 「情報HUB機能」は、帰宅困難者等一時受入施設や避難者情報の一元管理、負傷者搬送支援などの災害時の官民・民民情報共有プラットフォームの構築を想定しています。また、平常時には災害対策機関の交流を促進するコミュニティ機能を有するほか、エリア防災訓練なども想定しています。

広域・ローカル情報を集約する災害ダッシュボード
災害ダッシュボードは、三菱地所が提供する災害時の情報共有や避難者・帰宅困難者向けの情報の収集・発信を行う連携プラットフォーム「災害ダッシュボードBeta」(ソフトウェア)を仮想クラウドサーバー上で稼働するシステムです。千代田区が帰宅困難者等一時受入施設のビル事業者や鉄道事業者と連携して、丸の内エリアに面的な情報提供を行います。
その他 防災対策
業界初・富士山噴火による火山灰対策
富士山火山防災対策協議会(山梨県・静岡県・神奈川県)により、2004年に策定された「富士山ハザードマップ」が17年ぶり(2021年)に改訂。 発生確率が高まっていることから行政としてハザードマップ整備に急いでいる中、当社としても2021年に業界として初めて火山灰対策を策定しました。
水害対策
千代田区が発行している風水害ハザードマップにて想定される水害(氾濫)に対して、丸の内エリアの当社所管ビルにおいて、建物が長期にわたって使用不能状態になることを防ぐため、万一建物内に浸水した場合でも重要設備を守れるように、多重的な止水対策を実施。
環境に配慮したまちづくり
丸の内エリアでは、オフィスワーカーの皆さまが、十分に知的生産性を発揮できるオフィス環境をご提供するとともに、地球環境にも配慮したオフィスづくり・まちづくりを目指しています。
環境にやさしいビルづくり

環境にやさしいビルづくり 1/2
再エネ電力導入ビル

再生可能エネルギー導入ビル
再エネ電力導入ビルに入居頂くことで、CO2排出削減、ならびに各種イニシアティブ等での目標達成に繋がります。また、再エネ電力導入ビルに入居する方針・姿勢を発信頂くことで、企業姿勢のPRにもなり得ると考えています。

環境にやさしいビルづくり 2/2
環境認証を数多く取得している丸の内のビル
丸の内エリアでは、5つ星評価のビルを11棟所有しています
5つ星の認証を取得した物件

TOKYO TORCH 常盤橋タワー

丸の内 パークビルディング

大手町パークビル

大手門タワー・ENEOSビル

丸の内ビルディング

新丸の内ビルディング

丸の内二重橋ビル

大手町フィナンシャルシティサウスタワー

大手町フィナンシャルグランキューブ

大手町フィナンシャルシティ ノースタワー

三菱UFJ信託銀行本店ビル
4つ星の認証を取得した物件

丸の内永楽ビルディング

東京ビルディング

新東京ビル

丸の内テラス

丸の内北口ビル

丸の内二丁目ビル

新国際ビル

JAビル
3つ星の認証を取得した物件

新大手町ビル

新大手町ビル

丸の内仲通りビル

三菱ビル
環境認証を数多く取得している丸の内のビル
三菱地所では、オフィスビルの各種認証取得を進めています。ソフト面の評価も含めた総合的な認証である「DBJ Green Building認証」の取得実績も多数ございます。
廃棄物削減に向けた丸の内エリアでの協業事例(サーキュラーシティ丸の内)
まち全体で取り組むサーキュラーシティの取り組み
CO2排出量や再生可能電力比率のほか、廃棄物においても再利用率と排出量に関する削減目標とKPIを定め、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを推進しております


廃棄物削減に向けた丸の内エリアの協業事例 1/4
ペットボトルの水平リサイクル「Bottle to Bottle」

飲料メーカーと協業したリライクルプロジェクト
丸の内エリアを含むオフィスビル25棟※にて「Bottle to Bottle リサイクルサーキュレーション」を構築。サントリー食品インターナショナル、コカ・コーラ ボトラーズジャパンとの協業により、排出されたペットボトルを新たなペットボトルへと再生します。
※ 丸ビル、新丸ビル、丸の内パークビル、丸の内二重橋ビル、丸の内永楽ビル、丸の内北口ビル、 丸の内オアゾ A 街区商業施設、三菱ビル、丸の内二丁目ビル、丸の内仲通りビル、東京ビル、新東京ビル、新国際ビル、日比谷国際ビル、大手町パークビル、常盤橋タワー、大手町フィナンシャルシティ グランキューブ、大手町フィナンシャルシティ サウスタワー、大手門タワー・ENEOSビル、大手町ビル、新大手町ビル、三田国際ビル、新青山ビル、青山ビル、西新橋スクエア

廃棄物削減に向けた丸の内エリアの協業事例 2/4
使用済み食用油のリサイクル

総合不動産会社で初の食用油のSAF等への再利用
日揮ホールディングス、レボインターナショナルと協業し、丸の内エリアの飲食店舗等で廃棄される使用済み食用油を持続可能な航空燃料であるSAF(Sustainable Aviation Fuel)等へ再利用するスキームを構築。
※ 当社調べ

廃棄物削減に向けた丸の内エリアの協業事例 3/4
徳島県上勝町とのゼロ・ウェイストタウンの取組みと連携

生ごみの循環イメージと協力会社

TOWN CRAFT ~町の未来を考えるビール~

TOWN CRAFT ~町の未来を考えるビール~

TOWN CRAFT ~町の未来を考えるビール~
液肥を活用したクラフトビール「TOWN CRAFT~まちの未来を考えるビール~」
液肥を活用して収穫された米で作る、スペック社と三菱地所のコラボレーションビール「TOWN CRAFT~まちの未来を考えるビール~」を企画し、2024年5月より販売されます。大規模な再構築を予定する「有楽町」及びTOKYO TORCH(トウキョウトーチ)街区が位置する「常盤橋」において、「ゼロ・ウェイスト」政策を掲げる徳島県上勝町で展開される資源循環の取り組みと連携し、環境配慮と経済活動が両立したサステナブルなまちづくりを進めて参ります。

廃棄物削減に向けた丸の内エリアの協業事例 4/4
食品ロス削減施策 料理の持ち帰り「MARUNOUCHI TO GO」

- 運用
- 持ち帰りができる飲食店であることを示すPOPやステッカーを参加飲食店舗に配布。希望者に専用容器と紙袋を無償配布、各自で食べきれなかった料理を容器に詰めて持ち帰り。
- 紙袋
-
丸紅グループと連携、丸の内エリアのオフィス等で発生した段ボール古紙を100%*利用して、トレーサビリティを確保したリサイクルスキームのもと紙袋を制作。
古紙100%再生紙(R100)の地球に優しい紙製品。クレジット方式(回収した数量に相当する製品を生産する仕組み)を採用 - 容器
- バガス(サトウキビの搾りかす)からできたエコ容器。100%天然素材、電子レンジ利用可
環境に配慮した容器でお持ち帰りしてフードロス削減
日本における食品ロスは年間約600万t発生しており、経済的損失があるだけでなく、処分するために多量のCO2を排出しています。こうした背景を受けて、大手町・丸の内・有楽町エリアの対象飲食店舗では、「STOP!Food Loss & Waste」をスローガンに、食べ物持ち帰り容器「TO GO BOX」と紙袋を無料で配布しています。食べきれなかったお料理をお持ち帰りいただけます。食品ロス削減のため、ご協力をお願いいたします。
自然と共存するまちづくりの取り組み

自然と共存するまちづくりの取り組み 1/4
Slit Park YURAKUCHO

Slit Park YURAKUCHO/道路の公園化
ビル間の路地空間のリニューアルに、植栽等の緑を活用し、都市の隙間の公園機能「Slit Park YURAKUCHO」を整備しました。来街者が誰でも自由に立ち寄れる憩いの空間、時にはイベント等も実施できるような賑わいの空間として、多くの人に親しまれています。

自然と共存するまちづくりの取り組み 2/4
自然環境の機能を用いた防災への寄与


丸の内仲通りにおけるレインガーデン
大丸有地区では、自然環境が有する機能を課題解決に活用する”グリーンインフラ“の取り組みを促進しています。2022年に、仲通りの道路植栽帯の一部において、「レインガーデン」を整備しました。降雨時に雨水を一時的に貯留し、時間をかけて地下へ浸透させる機能を持つため、降雨時等の防災・ 減災や、ヒートアイランドの抑制に効果を発揮しています。

自然と共存するまちづくりの取り組み 3/4
快適なまち歩きwebサービスTOKYO OASIS

TOKYO OASIS
大丸有エリア の環境情報などのデータを可視化・シミュレーションし、快適に過ごせる空間の情報を発信するwebサービス「TOKYO OASIS」をリリースしています。現在地から目的地までの快適なルート(日なた/日陰/最短/地上・地下一体)を検索できる他、OASIS SPOT(=快適に過ごせる場所)や座れる場所、樹木情報も表示することが出来るので、快適なまち歩きを楽しむことが出来ます。

自然と共存するまちづくりの取り組み 4/4
丸の内ハニープロジェクト

丸の内ハニープロジェクト
2016年より丸の内ハニープロジェクト実行委員会を組成し、活動を開始。大丸有エリアの就業者と一緒にビルの屋上で採蜜活動をしています。セイヨウミツバチの行動範囲は半径4㎞。周辺には豊富な蜜源があり上質なはちみつ作りを実現。丸の内産のはちみつは、大丸有エリアの飲食店やホテル等で活用されています。都市養蜂を通じたコミュニティを築くとともに、自然と共生する環境・健康都市を目指しています。
サステナビリティに関する活動組織、拠点
サステナビリティの3要素「社会」「環境」「経済」がギアのごとく噛みあい、サードプレイスとして業種業態の垣根を越えた交流・活動拠点として、次世代のサステイナブルな社会の実現に寄与する場所を意味しています。高い創造性をもつコミュニティを形成し、未来につなぐビジネス創発に取り組んでいます。




気候変動対策に関わる全てのプレイヤーの集積により、分野や企業の枠を超えた交流から単体では成し得ないシナジーを創出し、カーボンニュートラルの実現に貢献、“Climate Tech領域におけるエコシステム”形成を目指します。

イベントスペース

気候テック領域の活性化に貢献

SAAI Regenerative Community Tokyoは、東京の中心地である丸の内エリアに新たに誕生するサステイナブルコミュニティです。

推進するコンセプトに基づく

内装素材に活用した空間

丸の内エリア全体で取り組む SDGsの取り組み
街ぐるみでSDGs目標達成にチャレンジSDGs ACT5
大手町・丸の内・有楽町地区を起点に2030年のSDGs目標達成に向けて企業・団体が連携し、SDGs達成に向けた活動を推進しています。
随時パートナー企業を募集しています。


well-beingの実現に向けた取り組み
企業の枠を超え、まち全体でワーカーのWell-being実現や、チームビルディングにも寄与するイベント・サービスを企画・運営しています。

丸の内仲通りにワーカーたちが集まって一斉にラジオ体操

丸の内仲通りの美しいまち並みを舞台に襷をつなぐ

部署やチームの垣根を越えて、チームで心を1つに

Parkにて企業対抗運動会を開催
働く女性を支えるWill Conscious Marunouchi
2014年から10年以上にわたり取り組んできた、働く女性たちが“自分らしく生きる”未来の姿に寄り添うプロジェクト。
数千名の女性たちの調査から見えた課題を見える化・提起し、セミナーやカウンセリング等様々なソリューションを展開。

先端技術を活用したスマートシティの取り組み
産・官・学・エリアマネジメント団体が協働・協創し、新技術や都市のデータを活用することで、
「都市機能のアップデート」と「都市空間のリ・デザイン」を実現したいと考えています。
OMY Smart City
大手町・丸の内・有楽町(OMY)。時代をリードする国際的なビジネスエリアとして、都心におけるスマートシティ化を先進的に推進し、都市のアップデートやリ・デザインを図ります。

エリマネDXの価値向上のイメージ▼

リアルな都市空間上での各種取り組みとデジタル上での取り組みが相互に連携し合い、エリアマネジメント活動・サービスの高度化・一体化を実現することで、都市の価値向上を目指します。
デジタルを活用した、より良いビル・まちの整備

デジタルを活用した、より良いビル・まちの整備 1/2
来街者の回遊性向上に向けた「次世代型AIコンシェルジュ」

都市OSと連携した地域情報を提供「次世代型AIコンシェルジュ」開始
本サービスは、一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下、大丸有協議会)が開発を主導するマップアプリ「Oh MY Map!」内に搭載され、地域情報をリアルタイムかつ的確に提供するAIを活用したチャットボットです。利用者にまち全体の魅力を最大限に楽しんでいただくとともに、エリアにおける観光客・MICE来街者等の回遊性向上を目指します。

デジタルを活用した、より良いビル・まちの整備 2/2
次世代カメラシステム・AI画像を活用した街づくり

次世代カメラシステムの特徴
従来、個別ビルごとに実施していたカメラの制御・管理を丸の内エリア全域で敷設されている専用の光ファイバー閉域網および同エリア内のデータセンター、最新のVMS(ビデオマネジメントシステム)を活用することで、エリア全域のカメラ映像を一括(当社が所有・運営する約20棟のビルを対象・最大4万台接続可能)して制御・管理します。

次世代カメラシステムの活用による安心・安全・快適なまちづくり
一括管理するカメラ画像はAI(人工知能)技術によって解析することで、(1)就業者・来街者の満足度の向上、(2)安心・安全の向上、(3)災害への対応強化、(4)次世代型施設運営の推進に役立てています。
- 1. 就業者・来街者満足度向上
- 店舗エリアや丸の内仲通、喫煙所などの混雑状況の把握・対応、等
- 2. 安心・安全の向上
- 見守りたい対象者(車椅子、転倒者、嘔吐、うずくまり、ふらつき、等)の早期発見・対応、等
- 3. 災害への対応強化
- エリア全域の被災状況・避難経路の迅速且つ的確な把握・対応、等
- 4. 次世代型施設運営の推進
- 上記(1)~(3)のデータや天候・イベントなどの外部データを分析・活用した最適な施設運営、等
まち全体で行うテクノロジーの実証実験

まち全体で行うテクノロジーの実証実験 1/3
ロボットフレンドリーな環境構築に向けた取り組み

T配送ロボットYUNJI GOGO

警備ロボット SQ2

自動運搬ロボット

スマートシティを支えるロボット活用
スマートシティにおける先進的サービス提供を支え、オンライン・オフラインともにアクセス可能なロボットを導入しやすくする「ロボットフレンドリー」な環境づくりを推進し、施設や街とロボットが連携した新しいサービスを提供していきます。行政やテナント企業、ロボットメーカー、警備会社、清掃会社など、ステークホルダー間の連携のハブを当社が担い、次世代型まちづくりを推進します。

まち全体で行うテクノロジーの実証実験 2/3
Smart&Walkableな公的空間実現に向けた実証実験

低速自動走行モビリティ

自動運転バス

ロボット活用
スマートシティを支えるロボット活用
丸の内エリアでは、新技術の進展に伴う都市空間の変化を先んじて見通し、都市のリ・デザイン像として”歩行者・モビリティ・ロボットが共存するウォーカブルな空間”を掲げ、実現に向けた検証を重ねております。公道上での各種モビリティ・ロボットを活用した日本初の検証項目などを含む取り組みとして、先行的な実証を推進しております。また、エリア情報を発信するアプリとも連携し、サービスの高度化・一体化を目指した取り組みも推進しております。

まち全体で行うテクノロジーの実証実験 3/3
丸の内エリアに「ローカル5G」を構築、活用の実証実験

スマートシティ構想を支えるローカル5Gインフラ
丸の内エリアでは、新技術の進展に伴う都市空間の変化を先んじて見通し、都市のリ・デザイン像として”歩行者・モビリティ・ロボットが共存するウォーカブルな空間”を掲げ、実現に向けた検証を重ねております。公道上での各種モビリティ・ロボットを活用した日本初の検証項目などを含む取り組みとして、先行的な実証実験を実施しました。また、エリア情報を発信するアプリとも連携し、サービスの高度化・一体化を目指した取り組みも推進しております。